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2023/05/30

夫婦関係の相談は、誰にした方がいい?

こんにちは

夫婦パートナーシップの専門家

佐藤美苗です。

 

毎日夫婦で生活していると、ちょっとしたことでも喧嘩なったり、イライラしたりすることありますよね。しかし、イライラが何日も続いたり、毎日喧嘩ばかりでは夫婦生活を続けていくのが難しくなります。

そこで、誰かに話を聞いてもらいたい!と思うのですが、どんな人に相談をしたらいいのか?カウンセラーの立場から記事にしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

まず、夫婦関係で悩んでいる人はさまざまな背景や状況の人々が含まれます。どんなタイプなのか、チェックしてみてください。

 

 

夫婦関係で悩む人はどんなタイプの人?

夫婦関係の悩みのタイプに合わせて、カウンセラーの立場から悩む人の特徴をお伝えします。

 

1. コミュニケーションの困難なタイプ

 

夫婦間のコミュニケーションが上手くいかず、意見や感情を伝えることが難しいと感じているタイプです。相手の考えていることがわかりにくいと感じると、普段からコミュニケーション不足になりがちです。

男性と女性で、男性脳、女性脳と言われるように「脳の違いもある」ので、相手の考えていることがわからないと思うのは普通のことなのですが、気になってしまいますよね。

ここで、私からのアドバイスは、男性には細かく伝えることです。言わなくてもわかってくれているだろう、と思って言わないでいると実はわかっていないということがあります。そうなってくると、夫婦で考えていることがズレてくるので、仲が悪くなっていきます。

例をあげると、あなたがしんどいと感じているだけでは、男性は、分かっていないことがあります。男性は状況だけで判断することが難しいので、「私は、身体が疲れているから手伝って欲しい」と詳しく説明して、お願いしてみてください。口に出して言わないと男性には伝わっていません

 

 

2. 価値観や目標の不一致しているタイプ

夫婦間での価値観や人生の目標が異なり、それが原因で衝突や不満を抱えているタイプです。

夫婦とはいえ、お互いに思っていることは違いますよね。家のことや、子供のこと、両親のことなど、全く一緒というケースは稀です。ですので、お互いの考えに対して妥協点を見つけることが必要になります。

ここで大事なのが「会話によるコミュニケーション」です。

そして、コミュニケーションを取るときはお互いに精神的にいい時に話し合うべきです。パートナーが忙しくてしんどい時に話をしても、話が進まないことが多いです。

 

 

3. 不信や浮気の問題を抱えているタイプ

不信感や浮気が発生し、夫婦間の信頼関係が揺らいでいるタイプです。

浮気は夫婦関係に亀裂を入れる大きな問題でわかりやすいですよね、他にも不信感を与えることも問題になることがあります。例えば、約束を破ったり、普段と違う行動を取ることなども不信感を与えます。

普段テレビを見ている時間なのに、スマホをばかりいじっている。残業が頻繁になり帰りが深夜0時を過ぎることが多い、他にも、出張が入った!と行って土日家にいないことが頻繁にある。などは、不信感を抱えます。

 

 

4. 金銭や経済的な問題があるタイプ

このタイプは、お金や経済的な負担に関する問題があり、それが夫婦関係に悪影響を与えているタイプです。

例えば、パートナーが相談もなく勝手に借金をしたり、自分の好きなブランド物の服や高価な化粧品などを買うなど金遣いが荒いと感じたり、知らないうちにパートナーの趣味のキャンプ道具が増えているなど、夫婦一緒に生活しているのにパートナーに相談もなく色々買ってしまうのは、夫婦関係に亀裂が入る原因になります。

 

 

5. 子育てや教育に関する意見の相違があるタイプ

子育てや教育方針についての意見の相違があり、それが夫婦間の摩擦を引き起こしているタイプです。

例えば、奥さんの方は「私立中学へ入れるために、中学受験をさせたい!」でも、旦那さんは「のびのびとできる公立中学でいい」と考えている。というように、パートナー同士で意見が違うことがあります。子供の教育や育て方に関して夫婦で意見が違うと、だんだんと夫婦関係が悪化してくることもあります。

 

 

6. ストレスや疲労が多いタイプ

日常生活や仕事のストレス、疲労が夫婦関係に影響を与え、悩んでいるタイプの人です。

 

日々の生活の中で、ストレスが続く場合は、発散する場所を見つけないとどこかで爆発します。ただ、ストレスの発散になると思って、パートナーに仕事の愚痴を毎日毎日話をする場合は、パートナーがストレスを貯める原因になるので注意です。

ストレス解消の場は、人に話をすることも必要ですが、散歩やジョギングなどの適度な運動もストレス解消になります。また、カラオケや旅行、一日何もしないで寝ているなども日々のストレス解消になりますので、時間を作ってストレスや疲労を解消していきましょう

 

いかがでしたか、他にも様々な夫婦関係の悩みのタイプがあると思います。夫婦関係の問題は個別の状況や人々の価値観によって異なるため、一概に全ての人が同じ悩みを持つわけではありません。それぞれの状況や悩みを個別に考慮し、適切なアドバイスやカウンセリングが必要となります。

 

では、夫婦関係で悩んだら誰に相談したらいいの?ですが、まず相談相手として、あまりオススメできない方もいますので、まずは、次の方に夫婦関係で相談することは控えましょう

 

 

夫婦関係の相談を持ちかけない方がいい相手はどんな人?

 

夫婦関係の問題で、あまり相談しない方がいい相手は…。

 

1. 会社の同僚などの第三者の関係にある人

夫婦関係の問題は、本来は夫婦間で解決するべきことです。しかし、誰にも相談せずにいるのは辛いですよね。そこで、会社の同僚などの第三者に相談すると、余計な介入や意見が加わる可能性があります。

このような場合、問題がさらに複雑化したり、解決が難しくなるケースもあるのです。

会社の同僚は、仕事で接することが多いのでプライベートのことをついつい話したくなってしまうのですが、つい夫婦関係の問題を話してしまうと、社内の様々なところで噂が広まってしまう可能性があります。特に女性は悲しい出来事が大好物です。なので、噂が広まります。

 

 

2. 両親や親戚などの親族

次に、相談を控えた方がいいのは、両親や親戚などの親族です。夫婦関係の問題を両親や親戚などの親族に相談することは私は慎重に考えるべきと思っています。

親族は、片方の味方になったり、偏った意見を持つことがあります。また、相談内容が漏れる可能性もあるため、親族との関係性が損なわれることもあります。

親や親の兄弟などの親戚は、世代の違いもあって、そもそも昔と今との価値観の違いがあるので、「ちょっとした暴力振るわれても我慢しなさい、私は我慢したのだから」や「1回くらいの浮気は許してあげなさい」というような親世代での価値観の違いなどがありますので、相談相手としては難しいです。

 

 

3. ママ友などの最近仲良くなった友人

友人だからといって、夫婦関係のことを相談するときには注意が必要です。仲良くなったからといってもあくまで第三者であるのです。夫婦全体(片方のみ話を聞くなど)を把握していないことが多いです。また、相談したことで、噂が広まりせっかく仲良くなった友人関係が崩れるリスクもあります。

昔からなんでも相談してきた友達(親友)ならいいのですが、保育園、幼稚園で知り合ったママ友などに話をすると、噂が広まる可能性が高まります。その訳は、聞く側としては相手の不幸を面白いと感じるところがあるので、話が広まって自然と広まることがあるのです。

 

 

4. まだ幼い自分の子供

夫婦の問題を子供に相談することは避けるべきです。子供は親の関係に不安を抱き、自分に責任があると感じる可能性があります。

子供の年代にもよりますが、まだ小さいうちは話をしない方がいいですね。子供は夫婦お二人の姿を常に見ているので、ちょっとしたことでも感じ取ります。それが子供にとってストレスになります。

その結果、学校で荒れたり、友達にストレスをぶつけるように喧嘩したり、あまり子供に負担をかけるようなことはしないようにしましょう。

 

いかがでしたか?夫婦関係を相談するときに注意した方がいい方をご紹介しました。ただ、相談しないことも夫婦関係を悪化させることになりますので、次に紹介する方には相談してみてください。

 

夫婦関係の相談をしても大丈夫な人をお伝えします

 

夫婦関係の相談をする場合、次の方達は比較的いいアドバイスや具体策がわかりますので、ご紹介します。

 

1. 夫婦関係がうまくいっている友人や家族

まず、夫婦円満な家庭を築いている人です。夫婦ともに仲が良くどうやって普段からどんなふうに生活しているのかなど、夫婦円満な夫婦に相談してみることはいいと思います。相談すると経験から得た知識やアドバイスを共有してくれるかもしれません。

逆に、夫婦関係がうまくいっていない人に話をすると、愚痴の言い合いなる可能性が高く、相談にならないこともあります。ただし、仲が良く見えても、表面だけそうしている部分もありますので、相談するときは、慎重に。

 

 

2. 夫婦の共通の友人

夫婦の共通の友人に相談することも考えてみてください。彼らは夫婦双方を知っているため、中立的な立場からアドバイスをくれるかもしれません。

夫婦お互いの性格を理解しているような友人であれば、中立的な対応をしてくれると思います。片方の情報を全く知らなければ、片方の話を信用して聞いていかなければいけないので、両方知っている人の方が相談相手としてはふさわしくなります

 

 

3. 夫婦問題に専門的な心理カウンセラー

夫婦問題専門のカウンセラーは、夫婦の関係問題に対して経験と専門知識を持っています。カウンセラーは客観的な視点から問題を分析し、適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。プロのサポートを受けることで、夫婦のコミュニケーションや問題解決のスキルを向上させることができます。

相談相手を選ぶ際には、信頼性や経験、専門性、中立性などを考慮することが重要です。また、夫婦の相談を受ける人には、秘密を守ることができる人を選ぶことも大切です。

 

カウンセラーの立場から、夫婦関係に関するアドバイス

 

カウンセラーの立場から夫婦関係についてアドバイスをさせて頂きますと、まず、第三者を入れて、お互いの話を整理しながら話し合うことが大事です。特に、奥様が産後でホルモンバランスが崩れている場合などで、別れを告げられるということケースが多いです。

そのため、第三者であるカウンセラーを間に挟みながら、ご夫婦の普段の行動、考えていることなどを整理して、お互いに相手の思っていることを理解することです。二人だけで話し合いをすると、本音でなかなか話せず、また日々の忙しい生活の中で、夫婦で話し合う時間もありません。できることならば、カウンセラーを間に挟んで話をすることが理想ですが、難しい場合は、夫婦で話し合う時間を作って、冷静に話し合ってみることをオススメ致します。

 

「夫婦関係の相談するのは誰がいい?」の記事はいかがでしたか?

 

あなたにあった夫婦カウンセリングが必要でしたら、まずは、体験カウンセリングへお越しください。

 

体験カウンセリングについて

 

今回お伝えした夫婦問題を解決することは、短期対人関係療法を使ったカウンセリングが効果が高いです。夫婦カウンセリングでお互いに思っていることを理解して、夫婦二人で夫婦関係を良くするために行動することが必要になります。まずは、一度、体験カウンセリングで、あなたのお悩みをお話しください。あなたの気持ちに寄り添い丁寧にカウンセリングしていきます。

 

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