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2021/02/12
夫婦のコミュニケーションの取り方を学んで夫婦円満になろう!
みなさま、こんにちは
夫婦パートナーシップの専門家
佐藤美苗です。
今日は
夫婦間コミュニケーションの取り方についてお伝えします。
カウンセリングのお客様の中で
「妻に、突然離婚してほしいと言われた!全く心当たりがないので
どうしていいのか困っている」
というご相談がありました。
お客様のように、夫婦間のコミュニケーションが取れていないと突然、パートナーや恋人から離婚の話、別れ話が出てもおかしくないのです。
もし、あなたが次のようなお悩みを持っていたら、夫婦間のコミュニケーションをしっかりと取る必要があります。
・旦那が全然話を聞いてくれない
・妻が急に不機嫌になってしまった
・夫婦での会話が全くない
・子育てが終わったあと、旦那との生活に不安を感じる
・老後を考えるとこの人と一緒にいることが苦痛に思える
などなど、このような場合には夫婦間のコミュニケーションがしっかりと取れていない可能性が高いです。そして、このような夫婦のコミュニケーションが取れていない状態を続けているとどんなことが起こるのかというと…
・パートナーが家に帰って来なくなってしまう
・浮気相手を探してしまう
・熟年離婚につながる
・ストレスで重い病気にかかてしまう
・いきなり離婚話を切り出される
というようなことに繋がってきてしまう可能性があります。
では、夫婦の間でどんな風にコミュニケーションを取ればいいのでしょうか…。夫婦間のコミュニケーションを作るためには、次の3つのことを理解することが大前提にありますので、しっかりと覚えてください。
夫婦のコミュニケーションの取り方1
男性、女性の脳の違いを理解する
このホームページのブログ記事の中でも、よくお話に出していますが「男性の脳と女性の脳に違い」があります。
男性の脳は、解決脳と言われていまして、すぐに答えを出したがってしまう特徴があります。
例えば、あなたが女性で、料理を作った時に、「今日の料理の味はどう思う?」とパートナーに聞いてみると、男性は料理の味に問題があるんだな、何かアドバイスをしなくちゃ!と考え始めます。
そして、「いつもより味が薄い気がする!」「もっと醤油を足してみたらいいかもね」というように料理に対してアドバイスをしてしまうのです。
ですが、料理を作った女性は、料理の味を分析して、いいか悪いかの判断や、アドバイスを求めているわけではないのです。ただ「いいんじゃないの」や「おいしいね」など、そういうことを言葉を言って欲しいのです。
このように女性の方は、ちょっとしたことを聞いただけなのに、男性は、これは問題だ!今すぐ解決することを求められていると判断して、頼んでもいないのにアドバイスをしてきます。
そして、そのアドバイスに、女性の方が納得しなかったり、不機嫌になると「せっかく問題を解決しようと考えたのに、なんでわからないんだ!」と男性の方は気分が悪くなり、喧嘩になることも多いです。
これは、男性の脳の特徴「解決脳」に従っているだけなのです。ですので男性がアドバイスをし始めたら、そうね、ありがとう!と一旦お礼を伝えるようにすると夫婦間のコミュニケーションが取りやすくなっていきます。
では、今度は、女性の脳の特徴をお話しますね。
女性の脳「共感脳」その特徴は?
女性の脳は共感脳と言われ、相手に自分の気持ちを共感してほしいと考えるのが特徴です。ですので、先ほどの男性の脳「解決脳」は、夫婦で話をするときにすぐにアドバイスをしたがりますが、女性は話をただ共感してほしいだけですので、ここでお互いのズレが生じてしまいやすく喧嘩に発展するケースが多くなります。
例えば、「今日の料理の味はどう?」と聞いてきたら、「おいしいね!どんな風に作ったの?」とか「隠し味は何を使ったの?」とか、「おいしいよ!ちなみに、食べてみてどう思った?」というようにただ会話をするだけで、話を共感できることになります。女性は、的確なアドバイスを求めているわけではないということを男性は知っておく必要があります。
このように、まず男性と女性とで脳の特徴に違いがあることをまず理解することが大切です。それでは、脳の違いを理解してどのような対応をしたらいいのかについてお伝えしますね。
男性の方は、アドバイスをせずにパートナーが女性友達と接するように、「ただ話を聞いてあげるだけ」でいいのです。また、女性の方は、男性のアドバイスがあっても、イライラせず、これは脳の特徴だからアドバイスを言っているのねと思って男性と接するようにしましょう。
まだまだ、コミュニケーションの取り方はありますのでご紹介します。
夫婦のコミュニケーションの取り方2
育ってきた環境の違いを理解する
次に、夫婦間のコミュニケーションを取るためには、お互いが育ってきた環境の違いをしっかりと理解することも大切です。
例えば、家庭で作る料理ですが、パートナーの出身地が関西と関東の人では、味の違いがあります。
関西で育った方は、薄味を好み、関東で育った人は濃い味を好む傾向にあります。
ですので、もしパートナーが薄味の料理が好きなのに、自分は濃い味が好きだからと濃い味付けの料理ばかりを作っていたら、どうでしょうか。結婚したてのうちはあまり気にしないかも知れませんが、仕事から帰ってから食べる料理が自分の好きな味じゃないとそれだけで、夫婦間に溝が生まれやすくなります。
そして、それが毎日となるとだんだんと夫婦間の溝が広がりやすくなっていくのです。要するに相手の胃袋を掴むことが大事なのです。
もし、パートナーが「今日は、仕事が残ってるから外で食べてくるよ」と帰りが遅くなったり、「今日は外食に行こう!」と外食が急に増えてきたりした場合は注意が必要になります。
もちろん、自分の好みの味を我慢してずっと料理を作り続けるということではなく、パートナーの好みの味を理解して、定期的にパートナーが好む料理を提供するようにすると、夫婦関係が良好になっていきます。
夫婦のコミュニケーションの取り方3
重要な他者としての存在とは?
夫婦のコミュニケーションを取るためには、重要な他者としてパートナーを認識することです。
重要な他者とは、専門的な言葉になってしまうので、説明しますね。重要な他者とは、夫婦といえど、全く同じ人間ではありませんよね。あなたとパートナーは別の人です。そして、あなたにとって一番大切な人です。
ですが、長く夫婦生活をしていると自分の思っていることは相手もわかって当然と思うようになってきて、「何で気が利かないんだ!」、「言わないと全然動かないんだから」と、相手が思うように動いてくれないことにイライラすることも増えてきます。しかし、他人は他人ですので、思っているだけでは、伝わらないのです。
会社の同僚や、学生時代の友人、育ててくれたご両親には気を使うのに、夫婦になったパートナーに対しては、なんでも許してくれると思って、夫婦のコミュニケーションを意識せず適当な態度で過ごしてるとそれだけでだんだんと夫婦間の気持ちのズレが生じてきます。
結婚したばかりの頃は、お互いのことを意識して、会社から帰宅する前には、「今から帰るよ」と連絡を入れたり、ご飯が用意されて入れば「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えていたり、また結婚記念日や誕生日、クリスマスなどのお祝い事には、必ずプレゼントを用意して渡したりとお互いに夫婦のコミュニケーションを意識していたはずです。
しかし、結婚生活が長くなってくると、「連絡しなくてもいつもだいたい同じだからいいでしょ」とか、「いつも変わらないメニューだから」とか、「もうプレゼントとかなしでもいいかな」とか、だんだんとパートナーとのコミュニケーションを取ること疎かにする傾向になります。
海外では、結婚してから緊張感を持って接するようになると言われていますが、日本は逆で結婚するとなんでも許されると思ってしまうような安心感がありますが、一番身近な存在でも他人は他人なのです。ですので、重要な他者として、パートナーを認識して、相手をいつまでも思いやる気持ちを持って夫婦でのコミュニケーションをしっかりと取るようにしましょう。
夫婦のコミュニケーションの取り方
具体的なアドバイス
夫婦一緒に生活していても、実は夫婦二人で話すことは少ないです。休日が違ったり、働く時間帯がバラバラだと、どうしても会って話すことが難しくなります。しかし現在は、テレワークが増えたことで、今まで会う機会がすくなかった夫婦が、急に家で会うことが増えてきたことによって、コミュニケーションする機会が増えてきています。そして、家にいるのに家事や育児に協力しないで、何もしないでいると、余計イライラしたり、嫌悪感を感じるのです。
それでは、夫婦コミュニケーションの取り方をケースに合わせてお伝えします。
夫婦間で会話がないケース
夫婦の間で会話がないケースもよく相談されます。
仕事ですれ違いの生活が続くと、会話が少なく、会った時も、会話をしないで、「ん!とか、あ!」とかそんな言葉をかわすような感じで、まともな会話ができていないという家庭もあります。
しかし、夫婦でお互いの思っていることを言葉で伝えない限り分かり合えることは難しいのです。そして、問題が起きたら、家庭のことはお前に任せてある!と言ったり、あなたは話する聞いてくれないじゃない!と怒ったり、問題が起きてさらに夫婦関係が悪化することもありますので、普段から会話をするように心がけましょう。
では、どんな風に話をしたらいいのかと言いますと、まずは、旦那さんが話をしていい日を作りましょう。
仕事で疲れて帰ってきて、「ちょっと聞いて欲しいことがあるの?」と言っても、仕事や体調の状態によってちゃんと話をできる状態ではないかもしれませんので、まずは、相手の都合のいい日を聞きましょう。
「今度の日曜日に、子供のことで話したいんだけど、聞いてくれる?」と具体的に聞いてみたり、「今日、〇〇なことがあったんだけど、話をしてもいいかな?」と、確認するようにしてみてください。
「ごめん疲れてるから…今日は無理」や「これからの残ってる仕事を片付けないとだから、難しい…」と言われたら、「じゃー、いつなら話せそう?」と、相手の都合を聞いてみることも重要です。
男性に、なんで私の気持ちをわかってくれないの!とイライラしても、男性は女性のように相手の状態を察知する能力が低いため、具体的に伝えてあげないとわからないのです。
男性の場合は、女性に色々と話をしてみることをお勧めします。女性は、話を聞いてもらうだけでストレス解消になりますので、なんでもいいので会話をするようにしましょう。
「今日どんなことあった?」「明日から寒くなるらしいよ」「こないだこんなことがあってさ」というように話すための理由は入りませんので、なんでも話をするように心がけましょう。
このように、この日にこの話をすると決めて、だんだんと習慣化すれば自然に会話ができるようになります。
夫婦で趣味が違うケース
パートナーと好きなものや趣味が違うこともありますよね。旦那は車が好きで、私はショッピングが好きというように男性と女性で好きなものが違います。旦那は釣りが趣味だけど、私はガーデニングが趣味というように違う場合は、どうしたらいいかと言いますと、夫婦共通の趣味を作るとコミュニケーションを取りやすくなります。
例えば、朝の夫婦で散歩する。
というように、一緒に夫婦で行動することです。散歩は、運動不足解消にもなりますし、太陽を浴びることで、夜眠りやすくなります。長く夫婦で一緒にいるためには、お互いに健康な体は必要です。また、散歩しながら会話をすることもできます。ただ、仕事があってなかなか朝一緒が難しいという場合は、休みの日に散歩するように定期的にやってみてもいいと思います。
散歩が難しいという場合は、ボードゲームやテレビゲームを一緒にやるのもいいですし、夫婦でスポーツをやってみるのもいいと思います。このように、コミュニケーションを取るために夫婦一緒にできることを見つけてみてください。
パートナーが家事を全く手伝ってくれない
家事は夫婦共同でやるのが当たり前なのですが、昔の習慣から男性は外で仕事、女性は家で家事をすると思い込んで、家事に協力的でない男性もいます。そして、家にいるのに家事を全く手伝ってくれないと、イライラしますよね。
「なんで私ばかりやって!」と思うこともあります。特に、男性は具体的に言ってあげないとわからないので、上手に具体的に言いましょう。
例えば、「今日、私疲れてるから食器洗いをやって欲しいの!」と伝えたり、「今日は、体調が優れないから、部屋の掃除をやってくれる?」とお願いしてみる。他にも、「今日はゴミの日だから、ゴミ出しをして欲しい!」
というように、して欲しいことを具体的にいいましょう。「私がいつもやってるんだから、やることわかるでしょ!」と曖昧な言い方や、相手を侮辱する言い方をすると喧嘩の元になりますので、注意が必要です。
また、手伝ってくれたらちゃんと「ありがとう」とお礼をいいましょう。感謝を伝えることで、男性はまたやろう!と前向きになります。
このように、協力的でない場合は、具体的に頼むことが重要です。そして、だんだんと慣れていけば男性も家事を一緒にやるように変わってきます。
子育てに協力的じゃない
先ほどの家事の話を似ているのですが、子育ては女の仕事!と思っている昔ながらの感覚を持っている方もいます。ですので、子育ては一緒にしていくと言うことをしっかりと伝えていく必要があります。
子供が産まれる前から、一緒子供を育てる準備をして、産まれてきたら、お風呂やオムツを変えるなどを積極的に参加してもらうようにすることが必要です。
男性が育休を取れる場合は、取得してもらい実際に大変さを理解してもらうことも大事です。
育児に協力的でない場合は、先ほどの家事と同じように具体的に伝えてみましょう。
「子供がすごく喜ぶからお風呂に入れてあげてね」「オムツを替えてもらえるとすごく助かる」というように何をして欲しいのかをしっかりと伝えましょう。
「スマホを見てる時間があったら手伝ってよ!」というようないいかでは、何をどうしたらいいのかがわからないので、手伝うことができずにいることがあります。
ですので、何をして欲しいかは具体的に伝えて、やったら感謝を伝えたり、「上手ね!」と褒めるようにすると協力的になっていきます。
お金のトラブルがあったケース
夫婦で問題が起きやすいのがお金です。
ギャンブルでお金を使う!、借金があることを隠していた!、浪費グセがあってなんでもすぐに買ってしまう。などなど、お金の問題を放っておくと、どんどん夫婦関係に亀裂が入ってきます。
こうならないためには、お金に関するルールを決めましょう。
例えば、欲しいものは小遣いの範囲でする。それ以上で必要な時は、相談をして決める。
というようにルールを作ります。また借金などを勝手に作ってしまう場合は、お金よりも信用の問題になります。パートナーの知らないところで、勝手に作ってしまって家庭が崩壊するということもあります。
このように、お金に関することは、夫婦でしっかりと話し合いをしておきましょう。
気持ちよく言いたいことが言えないケース
夫婦なのにいいたいことが上手に言えないこともあります。頼みたいんだけど、言ってもダメだろうな。きっとやってくれないだろうな…と思うと、頼めないことありますよね。
この場合は、私を主語にして上手に頼むことがコツです。
例えば、
旦那さんの言葉で傷ついたとしたら
「私がとても辛いから、こういう言葉は言わないで欲しい」
と伝えたり
仕事から帰って料理を作って、疲れてたのに洗い物がたくさんあって大変と感じたら
「私、今日疲れてるから、食器を洗って欲しいの…」
と伝えてみる。
このように「私」を主語にしてお願いをいうと、相手も直接やってと言われているわけではないので、お願いを聞いてくれるようになります。
このように、夫婦のコミュニケーションの取り方で夫婦関係が円満になっていきますので、ぜひ今回の内容を参考に実践してみてください。
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そして、この記事では、お伝えしきれなかった部分をまだあります。夫婦のコミュニケーションをしっかりと取るためには、パートナーシップについて学ぶ必要があります。
この動画は、夫婦間コミュニケーションをよりよくするために作りました。ご興味がある方は、ぜひ動画をみて学んでください。
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