こんにちは、

夫婦パートナーシップの専門家

佐藤美苗です。

最近、夫婦喧嘩が多い、旦那の言葉で精神的に傷ついている、パートナーのお金の使い方が荒くて不安…などの夫婦の間で悩みや問題があると一緒に生活していても辛くなりますよね。もし、離婚などに発展しそうな場合は、一旦パートナーと離れて暮らす、つまり「別居する」という選択肢もあります。

今回は、別居した時の、別居中のコミュニケーションについてお伝えします。

もうすでに、旦那や妻と別居していて、お互いのコミュニケーションの取り方に迷っているという場合も今回の記事を参考にしてください。

別居してコミュニケーションを取った方がいい理由について

まず、別居してコミュニケーションをとった方がいい理由を伝える前に、子供がいる、いないでは、コミュニケーションの取り方に違いがあります。

お子さんがいるケースの場合

あなたのお子さんのことをまず考えて、別居するかしないかを考えましょう。

もちろん、子供の年齢にもよります。例えば、受験中などの大事な時期には極力別居を避けるようにすることも大事です。もし、別居する場合には、お金の面も含めて子供の将来についてなどを一緒に話し合うようなコミュニケーションをとるようにしてみてください。

お子さんがいないケースの場合について

お子さんがいない方でも、別居することが必要になる場合があります。それは、自分の気持ちの整理のためです。

本当に相手に対して、どうして欲しいのか？どんなふうに思っているのか？などパートナーと離れることによって、落ち着いて考えることができます。

パートナーにとっても、今まであなたがやっていたことを一人でやることになるので、今まで色々やってくれてたんだ！と気づくキッカケにもなります。

いつも当たり前にしてあったことは当たり前ではありませんからね。

また、もし「離婚したい」という気持ちが固まって離婚する場合なども別居によって、夫婦生活が行われていないと判断されるため離婚理由にあてはまり同居している場合よりは、離婚しやすくなります。

別居中の夫婦間のコミュニケーションで気をつけること

これは別居中に限ったことではありませんが、相手が嫌がることをあえて言わないようにしましょう。人間ですので、言われたくないことを言われると腹が立ちます。

しかし、職場の同僚や、友人とは違い毎日顔を合わせていると、言いたくなってくることもあると思います。

なんども、なんども同じことをされるとイライラして来ますからね。このような場合は伝え方を意識して話をしてみてください。

もし、相手に頼みたいことがある場合は「自分主体の言い方」をするといいです。

例えば、

あなたがとっても疲れていて夕飯を作ることができなかったときがあった。

としましょう。

旦那さんが帰ってきて、「なんで、夕飯できてないの？」と言われるとついカッとなってしまいます。

ここで、

なんでいつも夕飯があると思ってるの！
なんで私ばっかり夕飯作るの！

というように感情的に言ってしまうと喧嘩になりお互いに、嫌なムードになりますよね。

この方法では、夫婦間のコミュニケーションが取れていません。

そこで、もし、旦那さんに

「なんで、夕飯できてないの？」

と言われても、冷静に

「私は、今日は、とっても疲れていたからできなかったの。作れなくてごめんね、手伝ってくれる？」

というと、相手も冷静に受け止めてくれるようになります。

このような話し方をすることによって、男性が協力的になります。

ぜひ、試してみてくださいね。

別居しながらコミュニケーションを取るには

別居しながら、相手とコミュニケーションをとる方法は、色々な手段がありますよね。

電話したり、メールやLINEをしたりなど、オンライン通話などで話すということもできます。

実際に、同居していた時と、別居で明らかに変化するのは、文字でコミュニケーションが増えるということです。

一緒に暮らしていたら、話をすればいいので、文字だけのコミュニケーションは減りますが、離れて暮らしていると、気持ちや考えなどを伝えるのには文字で伝えるという方法をとることができます。

もちろん、緊急を要するようなことの場合は、電話になると思いますが相手の気持ちを考えたり、気遣ったり、一緒に暮らしている時と別居での変化などを口では伝えにくいことを文字にして伝えてみるのも大事です。

別居をしていると、相手の大切さや、必要性がわかってくると思います。相手を意識して愛情が湧いてくる、ちゃんと相手を思うことができるようでしたら、自分の気持ちを相手に素直に打ち明けてみてください。

今までと違いパートナーの大切さが理解できれば、相手に対しての態度も変わっていきます。

別居を解消するタイミングはいつ？

円満な離婚するのか、よりを戻すのか、などを冷静に考える為にも別居という選択肢をとることも必要ですよと、お伝えして来ました。しかしいつまでも別居しているわけにはいきません。どこかで区切りをつける必要があります。

そのためにも、別居する前に、どれくらいの期間別居をするのか。という期間を設けて置くといいでしょう。また、別居中でも婚姻費用などをもらう場合は、調停で話を進めていくほうが確実です。

婚姻費用は請求した時から発生するので、別居する前に話し合いをする必要があります。また、調停の中でも、円満調停というのもあります。夫婦円満になるために一旦別居するというための調停もありますので、ぜひ活用してみてください。

ここで注意ですが、感情的になり勝手に、家を出て言ってしまった場合などは、相手の同意が必要になりますので、婚姻費用をもらうことは非常に難しくなります。頭にくる！もう限界！と思っても一旦冷静になりましょう。

◆ 夫婦仲の改善がどうしてもうまくいかない場合は・・・

パートナーと別居を考えている方、別居中の方など、子供の養育費や婚姻費用、離婚後の相談など夫婦間での問題に６０分の体験カウンセリング致します。

気になる方は、下記のフォームよりご相談くださいね。

▼体験カウンセリングはこちら